特別企画コラム 完熟堆肥の作り方(例)

 
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特別企画コラム

(特別企画コラム) 枯草菌(MS-01株)を利用した完熟堆肥

堆肥舎
完熟堆肥クリーンテービーTMTBボカシ肥料の堆肥舎

微生物資材TB21エースを利用した完熟堆肥の作り方の一例です。
今回はモミガラ牛糞を例としてあげます。


●材料

モミガラ 10リューベ
牛糞 10リューベ (飼育牛糞の方が良い)
発酵微生物 TB21エース 10kg
米ぬか 150kg (油粕100kgでもよい)


●作業手順

1. モミガラは水を吸いにくいので、前日までに水をまいて吸わせておく。
2. 上表の材料全てをよく混合し、高さ約2m(1.5m以上)に堆積する。
3. 堆積物の底から水がしみ出る程度まで散水する。水分は65%が目安。
4. 屋外で行う場合は雨があたらないようにシートなどで覆う。
5. 堆積後2〜3週間(夏なら1週間)程度で約70℃の高温になる。その後、7〜15日で50℃に低下する。このときに1回目の切返しを行う。
6. 切返し後、5〜7日で再び発熱するので、10日ごとに切返しを3回行う。
7. 6の作業終了後、堆積の高さを1m弱として、乾燥を兼ねて40〜50℃程度で切返しを3回行う。これにより有効微生物の増殖がはかられ、スタートから約3ヶ月で完成となる。



●注意点

・発酵時に雨にあててしまうと急に温度が下がり、発酵がストップする。その場合は一からやり直しとなる。
・使用する牛糞は、塩分を切るために1年程度雨にさらしてから(途中2回ほど切返すとなお良い)使用するほうが良い
・馬糞は最適な資材であり、調達可能であれば牛糞に替えて使用するのが最適。



●完熟堆肥を作る過程においての微生物の働き

微生物には低温菌(10〜25℃)、中温菌(20〜60℃)、高温菌(60℃〜)の3種類に分別される。

1. 初めに低温菌の働き(エサを食べながら分離・増殖)において、発酵(温度上昇)を行い中温菌につなぐ役目をするが、10日以上温度が上がらないと低温発酵となり雑菌等が増えて未熟堆肥となる。

2. 低温菌から20〜25℃で受け継いだ中温菌もエサを食べながら分離、増殖を行い発酵(温度上昇)を促す。その時期より低温菌は死滅していく。温度50〜60℃において中温菌から高温菌につなぐ。
※MS-01菌は芽胞をもつ中温菌

3. 中温菌から受け継がれた高温菌もエサを食べながら発酵を行い70〜80℃に温度を上げる。このときに中温菌および雑菌や雑草の種などを死滅し、芽胞をもつMS-01菌(MS-01菌は100℃前後まで生きる)を残す。
高温菌の働きが停止すると、温度降下に入り、50〜55℃になった時に1回目の切返しを行い、材料にまんべんなく酸素補給をする。

4. 切返し後の温度は、2〜3日で70℃くらいに上昇するが、ある程度すると温度が45〜50℃まで下降するため、このときに2回目の切返しを行う。目安としては約1週間で、これを3回目、4回目と同様に行う。

5. 5回目より約10日毎に切返しを行うが、温度は35〜60℃に保ち、中温菌(MS-01菌)の増殖と水分切り(約30〜35%)を行う。最終的なMS-01菌の乗数は10の4乗〜5乗となれば良い。



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